階段をおりて、金彩のカップ

階段をおりて、ごきげんようと言いたくて。

階段をおりる㉝4月中旬12:00

暖炉から2番目のお席。



久し振りすぎて、本当にまっさらな状態で帰宅。3週間振りくらい。

緑川さんか佐々木さんあたりの、ゆったり過ごせそうな担当だといいなーと。



ドアが開いて、出迎えてくれたのは時任さんと、


佐々木さん!
やった!!



佐々木さん照れちゃいそうだから「嬉しい」とは言わず。いつもよりざわざわする週末のフロアに通された。



4月最初の(そしておそらく4月最後の)帰宅なのに、まさかのメニュー説明しないスタイル。

「ご説明が必要な点はございますか?」
「不足がございましたらお気軽にベルを」

まじか、びっくり!

"お嬢様"も"お坊ちゃま"も多くて忙しそうだったし、わたしはデザートプレートは食べないし、かえっていいけれど。
もう全員、毎回そうしてくれ!



楽しみにしていた才木さんのチーズケーキ。
食べたかったの、まだあってよかった。
よく考えると、4月前半はお休みばかりだから、食べられるタイミングがだいぶ限定されるよね。

去年の秋の、佐々木さんのケーキもチーズケーキだったね。ブルーベリーの。

せっかくだから、今回のお茶はPSGにした。PSGを褒めたら、佐々木さんはとっても嬉しそう。「精進してまいります」だって、本当に忠犬みたいね。



お料理を運んでくるとき、「ご用命いただきました、」と前置きする。
かっちりしてる感じ。
かむけど。
佐々木さん一生懸命だからすき。



久々に2ポット目をオーダー。大好きなフォンディエで。
滝ノ川さんは本当に素晴らしい紅茶係!!
ことキームンについては、茶葉のポテンシャルでできる最大限の味を出している。渋すぎず、お茶の味がしっかりして、香りもよく、水色が綺麗。

、とべた褒めしたら、佐々木さんは自分の右腕を示して、『腕のある紅茶係が、お嬢様のために日々努力しております』とほんの少し笑う。

真面目だな。ああなりたい。
カップは佐々木さんに選んでいただいて、初めての花更紗。



ペンギンケーキは、佐々木さんからお皿をパスされたペンギンが、ニヤニヤしながら運んできてくれた。



ペンギン「お待たせいたしました。

     ………え、私が説明?笑
     申し訳ございません、私が説明すると思わなかったので……笑」



と、佐々木さんの後ろ姿を苦笑して見送って、才木さんがケーキの説明をしてくれた。そして最後まで言い終わらないうちに燕尾を翻す。いつものやつ。

ケーキはだいぶ軽めでおいしかった。またお会いしたら本人に伝えましょ。





出発の時間が近くなると、

「なにかお困りのことはございませんか?」

と、さりげなくお化粧直しのニーズを訊いてくれたのがよかった。お花摘みは、と言われるよりも。



佐々木さんとはお互い声が小さくなっちゃって、聞き返す(聞き返される)ことが多いけれど、リラックスできるからすきだなあ。


また会いたいな。



 

ドアマン:桐島さん
執事:時任さん
フットマン:佐々木さん
お世話いただいた方:緑川さん、園田さん、才木さん
お見かけした方:司馬さん、水瀬さん、有村さん(後半)、洲崎さん、黒崎さん、古谷さん?、あと1人お名前不明(見えなかった…)
お食事:ヤヌス(イベリア風キッシュ)
    フットマンケーキ(才木さん)
お茶:PSG、フォンディエ
   (紅茶係:滝ノ川さん)
カップウェッジウッド フロレンティーンゴールド、ノリタケ 花更紗(ブルー)