階段をおりて、金彩のカップ

階段をおりて、ごきげんようと言いたくて。

階段をおりる㉓1月下旬12:00

珍しく週末帰宅。
暖かい日差しの中、ゆっくり歩いてお屋敷へ。


華やかな使用人が揃っていた。
担当は、パーティー振りの時任さんと、久し振りの百合野さん。前髪が短くなって、いつもよりウェーブも強め。

フロアへの赤い絨毯の階段、おりる手前で、日比野さんが「おかえりなさいませ」と挨拶してくださった。
見渡すと、おじいちゃまたちは見えず、少し残念。



「百合野さん、髪型変えたんですね」
「はい、実は昨日、髪を切ったばかりで。
 パーマもしてもらったのですが、思いの外短くなってしまって、さてどうしたものかと…」



可愛いですよ、と褒めたあとに「ちょっとサブカルっぽい」と小さく笑ってみたら、百合野さんは笑顔で「分かります」と大きく頷いた。
安心する響き。このひとは本当に話しの聞き方と雰囲気の作り方が上手だと思う。

パーティー続きだったので、お腹のためにヤヌスを選んだ。とはいえ、灯火をどうしてもいただきたかったのでオーダーして、プティデザートはなし。

大好きなフロレンティーンゴールドはなくて、代わりにターコイズが来た。自分では初めて使うターコイズ、に、注がれるお茶の水色の濃いこと!



「メアリ様、お茶はいかがですか?」
「………ちょっと渋い」
「確かに、少し強いですよね!私も注ぎながら、あれ?と思っておりました。
 使用人によって、ギリギリを攻めるタイプと、控えめなタイプに分かれますね」



香川さんと杉村さんのお茶は、濃い目のことが多い。
もしかしたら2回目かもしれない、フィンランド風キッシュはフィリングのベシャメルソースがほんのり柑橘風味でおしゃれ。



近くの卓を担当されていた隈川さんと初めてまともにお話しした。わたしの読んでいたコミックの作者を、隈川さんもお気に入りのようで話しかけてくださったの。



2回目のPSGは、百合野さんがフロレンティーンゴールドをキープしてくれた。相変わらず素敵で、幸せな気持ち。

帰りにスコーンアソートを買いました。





ドアマン:金澤さん
執事:時任さん
フットマン:百合野さん
お世話いただいた方:隈川さん、八幡さん、ギフトショップで瑞沢さん
お見かけした方:椎名さん、水瀬さん、環さん、隈川さん、能見さん、杉村さん、浅葱さん、才木さん(たぶん)、鹿野さん(たぶん)、日比野さん!、ギフトショップで相良さん
お食事:ヤヌス(フィンランド風キッシュ・プティデザートはスキップ)
    灯火
紅茶:フェイラン、PSG
カップウェッジウッド フロレンティーターコイズ、フロレンティーンゴールド